・メスカルを知る・
メキシコの竜舌蘭『アガベ』を原料としたメキシコ自慢のクラフトスピリッツ。
1974年、テキーラが原産地呼称制度になる以前、もともとテキーラはメスカルでした。
アガベアスールのみが原料として許されるテキーラに対して、52種類のアガベを使用できる蒸留酒。
アガベを蒸して蒸留させるメスカルに対して、メスカルはアガベを焼いて蒸留させている為、キャラメリゼの様な口当たり、樽熟成によって、スモーキーな味わいが特徴。
テキーラの原産地呼称制度を取得した1974年以降、テキーラは著しく成長した。
遅れはあるがメスカルも2013年、CRM(メスカル規制委員会)の成立によって原産地呼称制度を取得。
限られた9州の地域で製造された物、厳選されたアガベ品種のみで造られた蒸留酒をメスカルと名乗ることのできる。
現在、CRM(メスカル規制委員会)に登録しているメスカルのブランド数は201ブランド。