2018/12/22
【ハンドメイドマーケットの勢い】

【ハンドメイドマーケットの勢い】

 

ハンドメイドマーケットの勢いが止まらない。昨今、様々なハンドメイド市場が全国各地、またはインターネット上で開催されている。「Creema」、「minne」はご存知の方も多いのではないだろうか。多くのハンドメイド作家さんを集め頻繁にイベントを開催している。ハンドメイド市場をより多くの人に伝えている、代表される団体だ。共に、オンラインストアも存在し、ハンドメイド作家さんが簡単に出品でき、消費者がハンドメイド作品を簡単に買う事ができるマーケットも確立し急成長を遂げている。

『ハンドメイドとは』

 

 

そもそもハンドメイド作品とは、陶器やアクセサリー、バックや家具など、全てを手作りで製作し、主に一点ものとして製品化されているものが多く、中には色違いで量産しているものや、シリーズ化しているものなど様々である。製法や作品は作家により様々で、主婦から大手企業まで、多くの作家がいる。写真や絵画などはアート作品と呼ばれているが、ハンドメイド市場などにも数多く出展されており、ハンドメイドで制作している以上、ハンドメイド作品と呼ばれるだろう。その他、フラワーアートやレザークラフト、木製作品など、様々なものが豊富に出店している。ハンドメイドフェスなどでは、パウンドケーキやパンなどの洋菓子屋や、ホットドックなども、ハンドメイド作品としてカフェや、ケーキ屋さん、洋菓子屋さんが出店しているところもある。

 

 

冒頭に出てきた「minne」は、GMOペパボが運営する日本最大級のハンドメイドマーケットである。2018年9月末現在で47万人以上の作家の手が生み出した、867万点以上の作品が集まる。2012年10月からiPhone®アプリを、2013年11月からAndroid™アプリをそれぞれ提供しており、今日までにアプリダウンロード数1,000万件突破というハンドメイド市場を大きく成長させている。「minne」では、オンラインのみならず、TVCMはもちろん、大規模な販売イベントの開催、百貨店への出展といったオフライン施策や最近では、ハンドメイド作家の活動支援に力を入れ、作家からの気軽な相談の場としてハンドメイドスペースと言う勉強会の開催や、外部企業と共同で作家を支援するプロジェクトの開始など、積極的に行っている。

 

 

『ハンドメイドが急成長している理由』

 

ファッションやアクセサリー業界において、「ファストファッション」が全盛を極め、より上質でいいものを安く購入できる世の中になった。それは景気低迷中の日本社会の消費者のニーズをしっかり捉え合致した結果といえよう。しかし多くの人がその物足りなさを感じている中、世界にひとつしかない、作家の感性と技術が詰め込まれたハンドメイド作品、既製品にはないオリジナリティやストーリーのあるモノを求める消費者が徐々に増えてきていると言う訳である。
 

『自分だけの特別なもの、誰かに贈りたい特別なものと出会える場所』

 

 

『近年のハンドメイド作家』


ハンドメイド作品といえば、趣味の延長で主婦が作るもの、売れない作家の作品といった印象を持つ方も多いのではないだろうか。近年ではインターネットなどの普及により、個人でも卸の値で材料を集められる時代となり、作り方や売り方も簡単に得られる時代となった。多くの作家は、多くの工夫をし、クオリティの高い作品が次々と生み出されている。同様に、趣味の領域ではなく、それを本業とする作り手が増えている事は言うまでもない事は、この売り上げに如実に示されている。

 

 

ファストファッションが主流の時代となった現代だからこそ、既製品にない特別感を求める消費者が増え、作り手の顔が見え、ストーリー性のあるものが価値を高める時代となった。個々にそのハンドメイド作家のファンが定着しているからこそ、ハンドメイドが急成長しているのだろう。それはハンドメイド業界だけではなく、スーパーに並べられてる野菜や精製食品にも生産者の名前や顔が記載されているのと同じ事ではないだろうか。ある意味で安心感と特別感。インターネットが普及されている時代にこそ、作り手のストーリーが必須となっているのはある意味必然的かもしれない。それは消費する側の安心感他ならない。ハンドメイド市場において、作り手からしてみれば、どんな人が自分の作品を気に入ってくれるかがダイレクトに伝わるほど幸せな事はない。

ハンドメイド市場は、この時代だからこそ大きく成長を遂げてきたと言えるだろう。そして今後もさらなる発展を遂げるに違いない。ただ本物が生き残る時代となる事は言うまでもない。どう発展するか楽しみな分野である。