2018/12/24
【インディーズ・ムービーが観たい】

【インディーズ・ムービーが観たい】

 

自主制作映画をご存知だろうか。日本のみならず、世界的に映画ムーブメントの昨今。インディーズムービーや自主映画と言われ、日本では多くの学生または社会人団体、映像クリエイターによって数多くのインディーズムービーが製作されている。ウィキペディアなどによると、「商業映画ではない種類の映画を指す」と表現されているが、製作者は商業を目的とし製作されている団体が多く存在する。しかし商業的になるには非常に難しいのが現状である事から、こう表現されているのだろう。

 

 

多くのインディーズムービーはアマチュアのカメラマンやエンジニア、役者などによって構成されており、撮影機材や制作費などもプロには及ばないのが大半だ。インディーズムービーのみ上映する映画祭も、大きいものから小さいものまで全国各地で多く開催されており、近年はさらに盛り上がりを見せる。インターネットやユーチューブが普及されている近年では、動画編集のクオリティや役者のレベルも相当高く、アマチュア映画と思えない作品なども観られる。

 

【インディーズムービーの魅力】

 

自主映画はスポンサーや企業側からのサポートなしで製作している団体が多い為、商業に結びつくには相当難しいとされているが、ある意味興行収入を重視する必要がない。作り手側独自の思想や、遊び心を取り入れ、作りたいものを自由に製作しているように見受けられる。また近年の商業映画では多くの規制などがあり描きにくいことも、自主映画はより自由に表現できる、独特なメッセージ性や親近感、いい意味での雑味など、それゆえの楽しさや、面白さが生み出される事もあり、熱狂的な支持を得ている作品や伝説的な存在になっている作品なども少なくない。

 

 

近年では『カメラを止めるな』が大ヒットを記録。二箇所の小劇場からスタートしたこの作品は、ENBUゼミナールと言う監督&俳優養成スクールのシネマプロジェクトとして誕生した。監督・上田慎一郎の初の長編作品だと言う。その後、数々の映画祭で受賞し、ついにはTOHOシネマズなど大手映画館を含む、全国累計200館以上で上映すると言う、インディーズムービーでは異例な成績を収めた。インディーズムービーの常識を覆したと言っても過言ではないだろう。

 

【夢が詰まる小劇場】

 

近年でも小劇場と言われる小さな映画館は数多く存在する。新宿K's cinema、横浜ジャック&ベティ、池袋シネマ・ロサ など、全国各地に相当数が存在する。現代の大手映画館に比べ、高画質大画面やサラウンドシステムは到底及ばないが、インディーズムービーの製作者、または役者の魂や夢が詰まった作品を上映している。その小劇場でしか上映していない作品などもあり、それも小劇場や、インディーズ映画の特徴とも言えるだろう。

 

 

「カメラを止めるな」は作品を見た観客がSNSに投稿し噂となっていた。その後の芸能人の投稿などが重なり、一瞬にして広がった。インディーズ映画の認知はこの方法であると思う。インディーズ映画には様々な可能性を秘めている。世間が本当に観たい、感じたい映画とはインディーズムービーであるかもしれない。インディーズ映画好き、またはこれからハマるあなたが、作品の感想をSNSに投稿していけば、さらに見る人が増え、もっと夢のある分野へと成長するだろう。