2019/02/08
【コラージュアート】

【コラージュアート】

 

コラージュアートという世界が存在する。多くの人が一度は目にした事があるであろう。ロジックのばらばらの素材を組み合わせ、新しいイメージや性質を製作し、一つの絵にする技法である。現代絵画の技法、主観的構成の意図を持たない「意想外の組み合わせ」として、今なお様々な作品が出続けている。フランス語の「糊付け」を意味する。

ロジックのばらばらの素材とは、例えば、雑誌や新聞の切り抜きや世の中に出ている物を、崩して残すと言う事だ。ある方面では錬金術と呼ばれる事もあるらしい。ウィキペディアには、「コラージュは絵画と彫刻の境界を消滅させることを可能にした」との記述がある。コラージュアートには、様々な作品と様々なアーティストが存在し、楽しさを唄うものからクールな芸術性を唄うもの、または政治的なメッセージなど様々な並置を通して形成されている。

 

 

コラージュは絵画と彫刻の境界を消滅させることを可能にした。コラージュの歴史は意外にも古く数百年さかのぼることが可能だが、20世紀初頭に前衛芸術の1つの手法として劇的なムーブメントを起こした。なお"コラージュ"という言葉は20世紀初頭にジョルジュ・ブラックとパブロ・ピカソによって作られた造語である。『異なる素材を組み合わせて、本来の素材が持っていたイメージや性質が切り離され、新しいイメージや性質を作成する技法』

 

 

写真コラージュ

 

 

 

『コラージュの歴史』

 

紀元前200年頃の、紙が発明された時代の中国で既に使われ始めていたとも言われている。ヨーロッパでは13世紀の中世ヨーロッパ時代に現れはじめ、15世紀から16世紀ごろにゴシック建築内の金箔装飾でコラージュが使われて始めた。また宝石や貴金属が宗教的なシンボルや紋章などにコラージュが使われ始めたとも言われている。近年のコラージュアートの先駆けは1912年にピカソとブラックがコラージュ(パピエ・コレ)を使い始めた頃とされているが、様々な歴史がある中で、こんな説もある。20世紀以前にコラージュのような技法は存在していたにもかかわらず、美術に携わる人達のなかには、1900年前後まで、モダニズムの初期段階までコラージュは存在していなかったと主張するものもいる。たとえば、Tate Galleryでは「コラージュは21世紀に初めて使われた手法である」と記載している。

1992年にはフランスでコラージュ芸術家たちの初のヨーロッパ機関が設立された。現在に至るまで、コラージュ芸術のための500回以上の展覧会を開催している。今日では、コラージュは広く使用される技法となり、世界中の美術館や展覧会でコラージュによる作品が見られるようになっている。

インスタグラムによるコラージャ作家も多く見受けられ、近年の面白い作品を見る事ができる。

 

コラージュとは、単純に何かの上に何かを貼り付けるよりも深い表現アートである。