2019/05/26
ハンバーガーを愛する

ハンバーガーを愛する

戦後、アメリカからやってきたハンバーガーは、これまでに様々な形で表現されてきた。近年はフランチャイズから専門店まで、多くのハンバーガーショップ及び、ハンバーガー職人が存在し多くの人を楽しませている。そんなハンバーガーの魅力とはなんなのか。バーガーの歴史やバーガースタンドを探求し、ハンバーガーそのものの魅力に迫りたい。ハンバーガーは1900年代初頭にアメリカで発祥したと言われているが、1800年代中盤には、既にアメリカで大きな盛り上がりを見せていた。アメリカ料理という印象が強いが、起源はそうでもなさそうだ。それら、ハンバーガーの起源を【ハンバーガーのルーツを探る】にて紹介しているので参考にして頂きたい。1800年代後半のアメリカは、ハンバーガーチェーン店などの存在は一切なく、小さなバーガースタンドが数多く存在した。小さな小屋や屋台のような店構えで、少ないメニュー数ではあるが、それぞれに店主のこだわりが表現されていた。バーガースタンドには、様々なコミュニティが存在し、繋がりの場として多くの人が集まっていた。

 

 

その後1920年代に創業したハンバーガーチェーン『ホワイトキャッスル』の影響により、今日に至るまで進化を遂げてきた。1940年には『マクドナルド』も創業し、ハンバーガーはファーストフードへと変わっていった。当時『ホワイトキャッスル』は、ハンバーガー1個を、5セントで販売する価格破壊の影響から、オールドスクールなバーガースタンドは少しずつ姿が薄れて行く。しかし2000年代、バーガースタンドは徐々に復活。日本でも多くのお店が存在していく。ファーストフードでは味わうことができない味。それぞれに店主のこだわりが表現されたバーガーは多くの人に愛されるようになる。

 

 

ハンバーガーを食べれば食べる程、奥が深いと感じる。ハンバーガーに使われている多くの食材、それぞれが主役だからではないだろうか。パティの肉々しさ、レタスやオニオン、トマトなど野菜のバランス。ベーコンやチーズなどの存在感。マヨネーズやバターなどのソースたち。そしてバンズの旨味。それら全てが入るとも限らないし、それより更に沢山の具材が入る事もある。和牛を使ったバーガーもあれば、アメリカンビーフを使ったバーガーもあり。甘くしっとりとしたバンズもあれば、素朴でふっくらとしたバンズもある。チーズの具合によっても、またオニオンなど野菜のカットの具合によっても変わってくるだろう。全てを高級食材にしようが、そうしなかろうが。要するに、正解はなくバランスなのだ。だから面白い。他人が美味いと言ったところが、必ずしも自分が美味しいと思う必要もない。近年は本当に多くのバーガースタンドが存在し、どのお店も驚くほどに完成されている。これだけ作り手が存在すれば賛否は分かれて当然であり、否定する必要などさらさらない。

 

 

バーガースタンドはそれぞれに味が違うのは勿論。それぞれの空気感が存在する。店内インテリアやBGMは勿論、照明や匂い。壁にかかる写真や絵。カウンターに置かれた小物、椅子やテーブル。それぞれにお店の色が存在し、そこも楽しめる一つだ。エンプントでは、東京を中心に様々なバーガースタンドを紹介している。一人でも多くの人が、ハンバーガーショップに足を運んでいただき日常を楽しむお手伝いができたら幸いだ。そしてマイバーガーショップを見つけるのはいかがだろうか。