2019/06/29
チェダーチーズ

チェダーチーズ

 

牛乳を原料とするセミハードタイプのチーズである。チェダーチーズは最も一般的なチーズの1つであり、ゴーダチーズと並びプロセスチーズの主な原料となっている。ハンバーガーなどのアメリカ料理に多く使われることから、アメリカンチーズと思われがちだが、元来はイングランドのサマセット州チェダーで作られたことから、この名前が付けられた。現在では世界中で生産されており、製法、風味、味わいなどは様々なものが存在する。

 

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熟成が若いものは爽やかな酸味を放ちマイルドで、熟成が進むにつれ芳醇な風味、シャープな味わいとなりコクが増す。とは言え、チーズの中でもクセが少なく、若いモノでもコクが十分にある為、ハンバーガーやサンドイッチ、サラダやタコス、ピザなど様々な料理に用いられる。そのままでも食べやすい味わいは、ワインのアテにも最適だ。オレンジ色のチェダーチーズはレッドチェダーと呼ばれ、アナトー色素で着色をしている。本来のチェダーチーズは淡い黄色でホワイトチェダーと呼ばれているが、味や風味に変わりはそこまでない。

 

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チェダーチーズが様々な料理に合う理由として、常温でも加熱しても美味しく召し上がれることが挙げられる。冷蔵庫から出したばかりの状態のものを薄い細切りにしサラダにかける事でドレッシングと絡み合い、サラダに深みを与える。その他、常温に戻した状態のものをそのままおつまみとして、辛口の白ワイン、またはコクのある赤ワイン、そしてビールなどにもよく合う。加熱によって食材とよく絡み合い、さらにコクが増す。ハンバーガーやサンドイッチはもちろん、牛肉や鶏肉料理、グラタンにポテト、ソーセージホットドックなど用途は無限であり、多くの人から愛される。醤油にもよく合うことから和食にも用いられている事は驚きだった。

 

熟成期間が3ヶ月から60ヶ月と幅広く存在する事や、低脂肪から高脂肪のものまで多く存在するなど、チェダーチーズにも沢山の味わいが存在する。また、チーズその物の大きさや薄さ、熱の入れ具合によって食材との相性が大きく変化するのも事実。様々なチェダーチーズを日々探している、多くのハンバーガー職人がいるのも面白い話だ。チーズバーガーが美味しいハンバーガースタンドは、店主がそのチーズを熟知しているかどうかで決まってくる。

イギリスの伝統のチェダーチーズはそのままでも加熱しても楽しめるオールマイティなチーズであり、その味を知れば知るほどハンバーガーをさらに楽しく味わえる事は間違いない。今後、好きなチェダーチーズやチェダーチーズを使った美味しい料理に出会うことを祈っている。

 

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