2021/03/13
プルケ

プルケ

 

プルケ(Pulque)テキーラの起源とも言われている。

メキシコ高原、(イダルゴ、トラスカラ、プエブラ、メキシコ等の州)に存在する通称アガベプルケロ(アガベ・サルミアナ、アガベ・アメリカナ等)数十種類のアガベを原材料にして造られる醸造酒。

プルケ造りに使われるアガベの代表的なものにアガベ・アトロヴィレンス (Agave atroviens)がある。

アガベの中央部(花茎)に穴をあけて、アココテと呼ばれる大きなヘチマのような道具を使って採取したアガベジュースを発酵させて造る。

アルコール度数は2〜8%程度。

メキシコ高原ではイスタク・オクトリ(白い酒)とも呼ばれる。

あまり日持ちがしない為、多くは産地の近くで消費される。

 

様々なプルケ

アガベから作られる上質のプルケはプルケ・フィノと呼ばれ、それ以外の種で作られたプルケはプルケ・コリエンテ(普通のプルケ)、トラチケと呼ばれる。

醸造されたプルケは粘液質の白い液体だが、八角や唐辛子などの香辛料を入れるなど様々な方法で加工されて飲まれている。

また、蜂蜜や果汁を混ぜた甘いプルケはプルケ・テパチェと呼ばれる。

 

歴史

西暦200年頃のチョルーラのピラミッドの壁画にプルケを飲む姿が発見されている。先住民時代には、神に捧げるお酒として供されており、神宮、貴族や高齢者だけが味わう事ができたと言われている。

アステカ神話にはリュウゼツランの神としてマヤウェルという神が描かれており、猿を象ったアステカのプルケ容器が多く残されている。