2021/03/14
限られた5州の地域

限られた5州の地域

 

1974年、メキシコのテキーラは原産地呼称に認定され、テキーラ地方の限られた5州の地域でのみ製造されたものがテキーラと名乗れるようになった。

正確には、ハリスコを中心に限られた5州の地域で生育されたアガベアスールと、限られた5州の地域とその周辺で蒸留したものと言う定義がある。

 

テキーラ5州

・ハリスコ州(蒸留・アガベ)

・グアナファト州(蒸留・アガベ)

・タマウリパス州(蒸留・アガベ)

・ナヤリ州(アガベ)

・ミチョアカン州(アガベ)

 

テキーラ5州と言えど、90%のアガベアスールがハリスコ州で作られている。また、147箇所あるテキーラ蒸留所のうち143個所はハリスコに存在する。テキーラ蒸留所も95%以上がハリスコ州と言うわけだ。

グアナファト州には2箇所の蒸留所、タマウリパス州には1箇所の蒸留所、ミチョアカン州には1箇所の家族経営の小さな蒸留所が存在する。

ナヤリ州は、アガベアスールの畑のみで蒸留所はゼロ。ミチョアカン州も家族経営の小さな蒸留所1箇所と、少しのアスール畑が存在する。

ミチョアカン州は、農業が盛んな州であり、メキシコのアボカドや豆、とうもろこしなどが盛んに生産されている。 その影響からか、ミチョアカンの土には野菜の匂いや養分、または根っこなどが豊富に含まれている為、青臭く、ベジーでファーバルな、アガベアスールが特徴的だ。

ちなみに、日本にあるメキシコ産のアボカドのほとんどがミチョアカン州のものである。

 

1974年に原産地呼称に認定され、テキーラ5州と定められて依頼、多少の変更がありながらも、大まかにはそれほど変化していない。ほとんどのテキーラの蒸留、製造、またはアガベアスールの生産がハリスコ州で行われていると言うわけである。