2018/11/22
【今世紀のHOTEL事情】

【今世紀のHOTEL事情】

 

旅行や出張、その他、HOTELを利用する人が多くなった現代。外国人観光客は勿論、日本にいながらも旅行や出張。または宿泊以外の目的でHOTELを利用する、むしろ、楽しむ時代となっている。

 

自分のライフスタイルにあったホテルがある

 

近年は、リッツ・カールトンや、アマンといった、ラグジュアリーホテルと言われる一流のホテルから、ビジネスホテルの発展はもちろん、デザイナーズホテル、ブティックホテル、ソーシャルホテルなど言った、エンターテイメント性の高いアミューズメント事業に特化したホテルも年々増加している。今回は多数のジャンルが存在する近年のホテルに触れてみたい。

 

 

【ラグジュアリーホテル】

 

英語で「豪華な、贅沢な」を意味する、ラグジュアリー。ご存知、グランドハイアットや、リッツ・カールトンなどの「最高級価格帯」に分類されるホテルを表す。米国ホテル&モーテル協会(AH&MA)の定義では「大規模で豪華な設備とサービスが国際基準をクリア、多数のスイートルームを持ち、1,000室級の施設で、多くの客を収容可能な施設」とされている。近年は日本にも数多く存在し、富裕なひと時が楽しめる。

 

 

 

【ブティックホテル】

 

1984年、アメリカ合衆国テネシー州はメンフィスのMorgans Hotelが最初のブティックホテルとされている。ブティックホテルとは、独創的で店舗ごとに異なるコンセプトと高いクリエイティビティをセールスポイントに持つホテルの事だ。

 

 

ブティックホテルは、独立系のオーナーによる経営スタイルが多く、それぞれに一貫したコンセプトを持ち、細部に至るまで徹底したクリエイティブのこだわりが見られる。

本来ブティックとは、服飾関係の商品を専門に扱う専門店の一種で、フランス語では「小さな店」の意味で、なかば和製フランス語となっている事から馴染みのある言葉だろう。

 

アメリカでは、ニューヨークマンハッタンを中心にたくさんのアーバン型ブティックホテルが集まる。その他、サンフランシスコ、ロンドン、マイアミ、ロサンゼルスなどに多く存在し、世界中に広がりつつある。また、リゾート型ブティックホテルなどは、スパ、ヨガや絵画教室や、その土地でしか体験できないアクティビティを売りにしている。

 

 

日本では、ブティックホテルにカテゴライズされるべきホテルのマーケットは未開拓と言える。リゾート型ブティックホテルは存在してきたが、アーバン型ブティックホテルがなかった。2017年には、日本でもアーバン型ブティックホテルの形態を持つ「TRUNK(HOTEL)」(トランクホテル)が東京都渋谷区に開業した。

 

【ソーシャルホテル】

 

近年では前述のラグジュアリーホテルやブティックホテルに加え、デザイナーズホテルなど、ホテルの増加とともに、ホテル事業のジャンルも細分化してきた。では、ソーシャルホテルと言うカテゴリーを耳にしたことがあるだろうか。

ソーシャルホテルこそ、未開拓なマーケットだが、このカテゴリーの注目度は軍を抜く。

 

『ソーシャライジング』

自分らしく社会的な目的を持って生活することの発信拠点

 

 

『The Millennials (ザ・ミレニアルズ)渋谷』より

 

宿泊以外の利用はもちろん、自分のオフィス代わりに使っている人々、イベントスペースやレストラン、ファッションやアイテムなど、あらゆるものが混合し、様々な物事が発展する複合施設と言えるだろう。前述の『TRUNK(HOTEL)』も、ソーシャライジングに付随する。その他、『The Millennials (ザ・ミレニアルズ)渋谷』や、『hotel koé tokyo(ホテル コエ トーキョー)』など、注目すべきソーシャルホテルの発展は瞬く間に発展している。

 

 

中でも、京都、大阪、湯河原に構える『HOTEL SHE,』は一般利用者はもちろん、業界関係者も一目置くソーシャライジングされたホテルだ。代表は若干22歳と言う若さで、5つのホテルを運営する龍崎翔子チーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)様々なコンサルなどもこなす、コンテンポラリーな人物だ。

 

 

『龍崎翔子の考えるソーシャルホテル』

 

「スタッフやゲスト同士のコミュニケーションが生まれホテル単体だけではなく地域やカルチャーと混ざり合う機能をもった」ホテルと定義している。

 

 

2014年頃から、ホテル事業の新規参入が増え、東京、大阪を中心にホテルが増加している。古き良き日本の文化、食文化も更に発展し、外国人観光客も年々増加。東京オリンピックを控える2020年の訪日外客数、政府目標2500万人は可能な数字だろう。

世の中が猛烈なスピードで進化し、それを生かし、様々な物事が作り出される時代。従来のホテルとは一味も二味も違った形で、ケミストリーされていくホテル事業は、今後に日本を大きく発展させ、面白くさせる事はワクワクする日本の未来だ。