2018/11/24
【グルメ】Ciao Emilia!

【グルメ】Ciao Emilia!

数年前、一世を風靡した生パスタ、本場イタリアの生パスタは、日本人にとって馴染み深く、感動を覚える。Emiliaはその代名詞、基本を崩さずオリジナルを表現した最高峰であろう。

 

【Emilia】

 

一昔前は四方八方にイタリアンが存在し、パスタが主食な女性も多かったのではないだろうか。近年は、ピザや肉バル、その他様々なジャンルの飲食店がひしめき合い、イタリアンもさほど多くはなくなった。

 

『本物は残る』

 

そんな中、何一つ変わらず、気取らず、本物の味を召し上がる事のできるイタリアンが存在する。東京は北参道。住所は神宮前2丁目にひっそりと佇む、イタリアの家庭料理を提供するレストランだ。

 

 

ウッド調の店内で、その日ごとに変わる黒板。オリーブオイルの香りと、チーズの香り、焼けた小麦粉の香りは自家製パンであろう。Emilia(エミリア)のパスタは、全てが生パスタだ。もともとイタリア料理はマンマの家庭料理と言うコンセプトが強いため、その家庭での味、その地域の味を生かして作られる料理だ。

 

ボッタルガパスタ

 

昆布森産生牡蠣 エミリア風

 

そのオリジナルを崩す事なく忠実に守りつつも、エミリアらしく再現する全てがエミリアのオリジナル。テーブルをエスコートしてくれるサービスマンはシュッとスーツを着こなし、映画に出てくるようなハンサムな男性ではない。料理が大好きで、ワインが大好きで、何より人が好きな、ジーンズにシャツの気さくなおじさん。同等な立場でその時間の最高な料理とワインを提案し、最高な時間を味あわせてくれる。

 

福岡ふるの牛のカルパッチョ

 

福岡ふるの牛のタリアータ

 

その日に採れた新鮮野菜から、牡蠣やメカジキ、ホウボウなどの魚介類など、本場イタリアにアレンジする。料理は文句なしの素材を生かした味わいと、それに合わせるワインのチョイス。

キッチンの奥に何やら大きなガタイでパスタや、焼き物に没頭しているのは、エミリアのシェフであろう。黒いエプロンをし、イタリア語で何かを発する。見ているだけで楽しくなる。

 

しかし何よりも感じたことがある。

 

シェフが作ったパスタを盛り付けたり、サラダや冷菜を盛り付けたりしている若者の眼差しだ。シェフの放つイタリア語で会話し、素早くお皿と向き合う。一品一品にかける思いなど、客席から見てるとシェフを超えるほどの本気具合。厳しくも、本気の暖かさを感じる厨房を見て、エミリアと言う本物が生き残る訳が少しだけわかった気がした。

こんな時代だからこそ味わいたい、暖かさを実感していただきたい。エンプントではもっと詳しくエミリアを掘り下げていきたい。